サウジアラビアは、長い歴史にわたって旅人を魅了してきました。アフリカとアジアの中間にあり、毎年多くの人がこの国を訪れます。観光よりは、宗教的な巡礼やビジネスチャンスを求めての渡航が多いのが特徴です。
サウジアラビア王国は、イスラム世界の中心です。イスラム教の聖地(メッカ)であるメディナMedinaには、毎年何百万人という巡礼者が訪れます。これ以外にも、石油産出で繁栄した国内の諸都市では、様々な商談が行われています。
サウジアラビアは伝統と宗教文化に深く根ざした国家で、西洋文化の影響を排しています。とはいえ、首都リヤドRiyadhに代表される各都市は、現代的で都市化されています。多くのホテルやビルは、様々な都市の活動で非常に賑わっています。一方こういった現代的な建物のあいだには、至るところに市場が開かれています。これらの市場(アラビア語ではスークsouk)は、絨毯から装身具、はてはラクダの乳やフルーツ、野菜といった生鮮食料品まで売られています。市場を覗くだけでも、興味深い文化体験となることでしょう。
アラビア半島最大の国家であり、文化的、精神的、経済的そして地勢的な中心であるサウジアラビアへの旅は、全ての人にとって記念碑的な旅となることでしょう。